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2009年 06月 04日
当日パッキング常習犯の私が、出発2日前からパッキングを開始し、 それでも忘れ物がないかどうか気になって、何度もザックをあけてみては指差し確認。 山行前にこんなふうにドキドキわくわくするのは、いったい何年ぶりだろう。 早く週末が来てほしいような、何かやり残した予習があるようでもっと時間が欲しいような。 なんとも懐かしい、この嬉しさと緊張の入り混じった感じ。 沢登りには、これまでも、夏になると毎年のように行っていた。 正確には「行ってた」んじゃなくて「連れてってもらってた」のだ。 連れてってもらう山なんて山じゃない。 日頃からそう思っているのは事実だけど・・・ 沢登りだけは別モノ。夏の風物詩。夏のお楽しみ。だって夏は暑いんだもの~。 そんなふうに言い訳をして、「自分の専門外」という位置付けに自分を納得させて、 真面目に取り組んでこなかった。 本来、沢登りはとても危険で奥の深~いものであり、 そんなふうに行ってよいものではないのだけど、 幸いにして周りに沢のエキスパートがいて面倒を見てくれたお陰で、 難しい所では何も言わなくても目の前にスルスルとお助けヒモが下りてきたし、 困り顔で見上げれば、いつでも親切な手が伸びてきた。 ルート判断なども任せっきり。 でも、実は一昨年くらいから密かに、沢登りを勉強したいと思っていた。 自由に山の中を彷徨うのが私の理想の山行スタイルであるが、 「自由に」といっても現状、私の力では、どうしても尾根に限定されてしまう。 地図に自由に線を引いているつもりが、気付くと尾根にしか目を向けてなかった。 もしかして、谷を歩く知識と力を身につけることができれば、 私の山の世界は無限に広がっていくのでは?? という訳で、今年度は、Yちゃんに頼み込んで、沢登り入門、させてもらうことに なりました。 もちろん、沢は危険なところです。 私にどこまで出来るものかもわかりません。 でも、一から始めてみようと思うのです。 行けるところと行けないところが判断できるようになるだけでも収穫です。 全くの初心者ですが、よかったら、皆さんぜひ沢登りに誘ってください。 どうぞよろしくお願いします。 5/30 若狭 耳川ウツロ谷にて。 谷には、原始の雰囲気を感じます。 ふむふむ。勉強中。 私の練習のため、積極的にロープを使ってもらう。 使ったあとのロープは、新人が率先して片付ける!! Yちゃん、T口さん、ありがとうございました。 どんなに時間がかかっても、私が自力で解決し、自力で越えるのを、じっと待って くれましたね。おかげで、とても勉強になりました。 沢登り、おもしろいです。 これからも、経験を積ませてもらいながら、頑張っていこうと思います。 <とん>
by gampoh
| 2009-06-04 18:16
| 沢登り
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